ハルマゲドンの大峠 ノストラダムス予言研究家ザール隊長

日月神示:春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケてハルマゲドンとなるのざぞ、早う改心せんとハルマゲドンの大峠越せんことになるぞ。 日月神示を参考にノストラダムスの予言を研究しています。2016年から2025年までは正念場のときです。2023年、北海道の長雨から日本はいよいよ厳しい状況となります。2024年は北日本と首都直下の大地震があるようです。北海道・東北・関東はほぼ間違いなく住めなくなくなりますね。国民は淘汰され、3500万人ほどになるようです。日月神示では掃除・洗濯・身魂磨き・改心という言葉が頻繁に使われています。カルマの浄化が大切です。 日月神示に関しては中矢伸一さんの著書などから転載した記事もあるので読んでいただければ幸いです。

カテゴリ: 〈中矢伸一〉神仕組みと未来:天変地異と自然災害

前回:〈中矢伸一〉神仕組みと未来:人類6000年サイクルと終焉と新文明の始まり
 
 前章(歴史サイクルで読み解く未来)では、日本人にとっては心が勇むような、希望に満ちた話をさせていただきました。
 しかし、次の文明の中心が日本に来るといっても、そう簡単にはいかないようです。これまで主流だった秩序や価値観が崩壊し、すべて新しいものに生まれ変わるわけですから、その移行期間には必ずカオス(混沌)状態になります。
 同時に、天変地異や異常気象の頻度も増えてくるようになります。不思議なことですが、人類社会があれると天変地異も増えてくるようになります。不思議なことですが、人類社会が荒れると天変地異も増えるような、相関関係があるようです、あるいは逆に、そうした地球の変動にに入っているから、人心が荒れるのかもしれません。
 いすれにせよ、移行期の100年間は、「世界動乱」と「民族移動」を伴う激変期にあたります。それは、可能な限りさかのぼることができる人類6000年の歴史において、一度の例外もないことです。
 今回の激変期には、ここに大きな天変地異が加わる可能性があります。本章ではこのことについて詳しく述べていきたいと思いますが、ここだけを読むとかなり暗い気持ちになってしまうかもしれないので、どうかめげずに、最後までお読み頂ければと思います。
 さて、日月神示には、前章で述べたように、『上つ巻』の第一帖から、
「いま一苦労あるが、この苦労を身魂(たましい)をみがいておらぬと越せぬ、この世始まって二度とない苦労である」
 と出て来ますが、この言葉に、日月神示が降ろされた目的が集約されています。
 この世が始まってから二度とない苦労を乗り越えるには、「身魂が磨けている」ことが条件なのです。そのために、神は様々な試練を人類に与えます。当然、巨大地震、火山噴火などの天変地異も増えていくことでしょう。
 大変動のクライマックスにおいて現出するかもしれない出来事の記述は、想像を絶するような、悲惨極まる地獄絵です。次にいくつか挙げてみなす。

「地震、雷、火の雨降らして大洗濯するぞ。よほどシッカリせねば生きて行けんぞ」(『上つ巻』第三十九帖)
「今に臣民何も言えなくなるのざぞ、神は烈しくなるのざぞ、目をあけておれんことになるのざぞ。四ツン這(よつんば)いになりて這いまわらなならんことになるのざぞ、ノタウチまわらなならんのざぞ、土にもぐらなならんのざぞ、水くぐらなならのざぞ。臣民可哀そうなれど、こうせねば鍛えられんのざぞ、この世始まってから二度とない苦労ざが、我慢してやり通してくれよ」(『天つ巻』第二十五帖)
「火と水の災難がどんなに恐ろしいか、今度は大なり小なり知らさなならんことになりたぞ。一時は天も地も一つにまぜまぜにするのざから、人一人も生きておれんのざぞ、それは済んでから、身魂磨けた臣民ばかり、神が拾い上げてミロクの世の臣民とするのぞ」(『富士の巻』第十九帖)

 こうした過酷な描写が現実のものとなるのかどうかは、わかりませんし、神示には、いつ、どこに、どんなスケールの天変地異が起きるのかといった具体的な予言はいっさい書かれていません。
 その言葉に表れた表面的な部分で右往左往するのではなく、言葉の裏に秘められた神意を覚ることの方が、より重要なのではないかと思います。

出典:『神仕組み 令和の日本と世界/日月神示が予言する超覚醒時代』中矢伸一 徳間書店 2019.4.30
(第3章 天変地異と自然災害)

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関連:【日月神示】天変地異

※2019.10.23更新



気候について、神示には、
「暑さ寒さ、みなやわらかくなるぞ、ミロクの世となるぞ。慌てずに急いでくれよ」(『天つ巻』第二十七帖)
 とあります。猛暑や極寒といった異常気象はなくなり、穏やかな気候になるということですが、これはあくまで「ミロクの世」になってからの話です。
 地球温暖化について触れていると思われる記述は見当たりませんが、こういう神示はあります。

「天の異変気つけと申してあろうが、冬の次が春とは限らんと申してあろうが、夏、雪降ることもあるのざぞ」(『夜明けの巻』第三帖)

 あきらかに天候不順のことを示したものですが、夏に雪が降るとしたら、それは温暖化というより寒冷化ではないかと思います。
 実際、夏のオーストラリア南部のタスマニア州では、40°Cを記録した数日後に雪が降ったそうですし、ルーマニアでも「8月に雪は降る」事態が起きています。
 夏ではありませんが、サハラ砂漠でも「メートル単位」となる史上最大の積雪があり、サウジアラビアでも雪が降り続くという異常気象に見舞われています。
 すでに海外では、夏に雪が降っているのです。日本はいつか近いうちに、真夏にもかかわらず雪が降るということはいつ起きてもおかしくありません。
 今、気象学者たちの間では「地球は温暖化している」という説が有力ですが、これに懐疑的な立場を示す学者たちも多くいます。彼らはむしろ「地球は寒冷化している」とか「氷河期に入ろうとしている」という意見のようです。
 私も以前は温暖化説を信じていましたが、十数年前。「闇の勢力」の情報に詳しいある方に会っていろいろお話を伺った際、地球温暖化のことが話題にのぼりました。
 彼は、地球温暖化は嘘で、実際は寒冷化に向かっていること、また「二酸化炭素主犯説」は誤りだと語りました。次の質疑応答が、その時のだいたいの会話内容です。
Q:地球温暖化が進んでいるのは、一般的に二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が原因とされているが。
A:それは間違いだ。二酸化炭素が原因なら、まず大気中の二酸化炭素濃度が上がってから気温の上昇が起こるはずであり、気温の上昇が先に来るのはそもそもおかしい。
 現在の地球の温暖化現象は、太陽黒点活動が活発になっていることが本当の原因であり、二酸化炭素の排出とは関係がない。
Q:それをアメリカは知っているため、京都議定書には批准しない?
A:もちろんそうだ。今は温暖化と言って騒いでいるが、これから逆に冷えてくることは間違いない。氷河期が来る前に一度温かくなる。
Q:しかし、二酸化炭素が増加していることは科学的データからも疑いもない事実なのではないか。
A:二酸化炭素が増えているのは、太陽の黒点活動の影響で海水が温まるのが一番大きな要因だ。海が温かくなると、膨大な二酸化炭素が海水から大気に放出される。逆に冷えるとまた海に吸収される。ドライアイスと同じ原理だ。
 これを契機に、私も地球寒冷化についていろいろ調べ始めました。
 その結果、「地球温暖化」は一種のプロパガンダであること、そして真実は、地球は寒冷化しつつあるということを知ったのです。
 もっとも、局所的には温暖化しているように見える部分もあると思います。しかし全体的に見れば、世界の気候は寒冷化の方向に行っています。 
 これについてはネットで調べて頂くだけでも膨大なサイトが出てくると思います。たしかに温暖化についても有力な根拠はありますが、じつは専門家でさえ意見がまとまっていないのが実状なのです。
 私の発行している月刊『玉響』(たまゆら)で長期連載して頂いている「In Deep」のオカさんは、同名のブログで、激変する地球の気候の実態を、日本では報道されない海外ニュースを中心にずっと追いかけています。そしてその結論は、「地球は寒冷化している」ということです。それはたとえば、2018年4月26日にアップされた。
 〈いよいよ本格的に始まった「地球寒冷化」:この2年間の地球が過去1世紀で最大の寒冷化を記録していたにも「メジャはそれを黙殺し続ける」と米保守系ニュースサイトが報じる〉→   https://indeep.jp › 2018年からの世界
 という記事を読むだけでも参考になります。興味のある方はぜひご自身でチェックしてみてください。
 また、トランプ大統領は、実業化時代の2012年11月7日、ツイッターで「地球温暖化という概念は、もともとアメリカ製造業の競争力をそぐために中国によって中国のために作り出したものだ」と書いていますし、大統領に就任してからも一貫して温暖化説を否定し続けています。そして米国は2017年6月1日に、地球温暖化対策の国際枠組みである「パリ協定」から離脱すると発表、温暖化支持者から猛烈な批判を浴びることになりました。
 中国によるデッチ上げが本当かどうかは知りませんが、世界支配層(闇の勢力)の操り人形ではないトランプ氏だからこそ、名言できたことなのではないかと思います。

出典:『神仕組み 令和の日本と世界/日月神示が予言する超覚醒時代』中矢伸一 徳間書店 2019.4.30
(第3章 天変地異と自然災害)

「天の様子も変わりて来るぞ。」(『雨の巻』第十二帖)
「寒さ狂うぞ」『風の巻』第二帖)
「北から攻め寄せて来たらいよいよのことぞ。」(『上つ巻』第二十五帖)

ノストラダムス:第9巻48番 太平洋に面した大都市。市街地・宅地は水晶の釧路湿原に取り囲まれる。
冬至から春にかけて激しい寒風に見舞われる。


※上記の予言から、2023年夏春は台風も含めて長雨、冬至から春にかけて、北海道のオホーツク沿岸・太平洋沿岸、たぶん三陸も、厳寒(強風・乾燥)になると思われます。

※2019.11.1更新

前回:〈中矢伸一〉神仕組みと未来:地球は温暖化で化ではなく寒冷化している

食糧自給率37%、過去最低に並ぶ=天候不順続くー18年度
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【日月神示】今に食物の騒動が激しくなると申してあること忘れるなよ

 地球がもし温暖化しているなら、まだいいのです。
 青森県青森市の三内丸(さんないまる)遺跡は、皆さんご存じであろうと思います。縄文時代中期~中期(約5500年前~4000年前)に栄えた集落遺跡です。私も何度か訪れたことがありますが、1500年間にもわたってこのように大規模な共同体が営まれていたことに圧倒されます。
 この時代は、現在に比べて2°Cほど温暖な気候だったため、ドングリやクリなどの木の実もたくさん採れ、食料も豊富だったとみられます。
 今より2°C上がったとしても、その影響で生態系に多少の変化が生じたりするかもしれませんが、北の方に住んでも食べ物が豊富に確保できるなら、問題はないのです。
 怖いのは温暖化ではなく、寒冷化した場合です。地球の平均気温が下がると、ところによっては作物が育たなくなり、人々に食べ物が十分に行き渡らなくなれば、一気に食糧危機に訪れます。
 日月神示には、「大食糧危機が訪れる」とした警告も出されています。

「食べ物がなくなっても死にはせぬ、ほんのしばらくぞ。木の根でも食うておれ。闇のあとには夜開け来る。神は見多しざから、心配するな」(『上つ巻』第2帖)
一日一握りの米に泣く時あるぞ、着る物もなくことあるぞ、いくら買溜めてしても神の許さん物一つも身に付かんぞ、着ても着ても、食うても食うても何もならん餓鬼の世ざ。早う神心に還りてくれよ」(同 第二十五帖)
「神は気(け)もない時から知らせておくから、この神示よく読んでおいておれよ。ひと握りの米に泣くことあると知らせてあろがな、米ばかりでないぞ、何もかも、臣民もなくなるところまで行かねばならんのぞ、神々様さえ今度は無くなる方あるぞ。臣民というものは目の先ばかりより見えんから、呑気なものであるが、いざとなりての改心は間に合わんから、くどう気つけてあるのぞ」(『富士の巻』第二十帖)
「米があると申して油断するでないぞ、いったんは天地へ引き上げぞ」(『天つ巻』第十七帖)
「一本の草でも干して蓄えておけよと申してあろがな」(『水の巻』第三帖)
「日本の国に食べ物無くなってしまうぞ。世界中に食べ物無くなってしまうぞ。何も人民の心からぞ」(『風の巻』第十一帖)

 現代の日本人は、戦時中にひもじい思いをしたことも忘れ、飽食に明け暮れています。食べ物は市場にあふれており、無駄に捨てられています。フードロス(食品ロス)の問題を何とかしようという取り組みもありますが、なかなかうまくいかないようです。
 また、日本は依然として食料を海外に依存しています。計算法によってある程度の違いがあるようですが、カロリーベースとして約4割しか自給できていない状況です。主食の米は今のところ100%自給ですが、大豆に至っては4%くらい。つまり、日本人の食生活に欠かせない豆腐、納豆、味噌、醤油などのほとんどが輸入に頼っているのです。
 食糧の自給率を上げるには、一昼一夜にしてできるものではなく、長い年月の努力が必要です。この問題についてはかなり以前から指摘されていて、私も著書の中で対応策も含めて詳述しましたが(『ミロクの経済学』〔ヒカルランド〕、数値上はわずかに改善されたものの、全体的にはほとんど変わっていないと言っていいと思います。
 昨年は異常気象による災害が多く、収穫前の作物がダメになってしまったり、野菜の価格が高騰したりしました。これからさらに豪雨、長雨、干ばつ、台風などが立て続けにやってくると、国内の収穫量が激減する可能性もあります。それなら輸入を増やせばいいと言いますが、日本がそういう状況なら外国でも異常気象が起きているでしょうかrた、そうなれば自国民を優先するに決まっています、加えて戦争なのの要因でシーレンが遮断された場合は、輸入が完全にストップすることも考えられるのです(これはエネルギーの自給に関しても同じです)。
 それが突然に起きたとしたら、現代の日本人は耐えられるでしょうか。

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出典:『神仕組み 令和の日本と世界/日月神示が予言する超覚醒時代』中矢伸一 徳間書店 2019.4.30

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ゲルマン民族の大移動を引き起こしたもの

 現在は、西の文明の没落するトレンドと東の文明が興隆するトレンドがクロスする移行期に遭遇していることはすでに述べました。
 過去の歴史を見てみると、このクロス期には必ず世界動乱と民族移動が起きています、
 前出の村山先生によれば、この時期に何が起こるのかということは、1600年前に起きたことを見ればだいたい予想がつくと言います。この時の文明興亡のパターンも、西の文明が没落し、東の文明が興隆すていく時で、今回のパターンと同じになるからです。
 1600年前の交代期は、西暦400年から500年にあたるころ、実際には西暦375年の「フン族の移動」に端を発しているということでした。これがきっかけで、欧州から北アフリカに及ぶ「ゲルマン民族の大移動」が起きたのです。
 ところで皆さんは、この「フン族」がどんな民族だったのか、ご存じですか?
 その出自については実際のところはよくわかっていないそうですが、彼らの容貌や風俗については、ヨルダネス(6世紀頃のビザンチンの歴史家)が記した文献に記録されています。
 ウィキペディアにもその描写がありますので、参考までに引用してみましょう。

「まず沼に囲まれた所に住みついた、取るに足らない、汚らしい、貧弱な種族である。人間の一種族のようであるが、その人間の言葉については、人間の言葉との類似が認められるということしか知られていない」(ヨルダネス『ゴート人の起源と行為』24章122節)「彼ら〔フン族〕は或いは戦闘において少しも優劣でないと見えても、彼らの凄(すさ)まじい顔付きがとてつもない恐怖を引き起こし、相手の恐ろしさのあまり逃げ出させた。浅黒い見た目が恐ろしかったのである。それは、いわば形を成していない塊(かたまり)のようなものであり、顔ではない。そこにあるのは、眼というより点のような穴である。彼らの気性の剛胆さ、その酷薄な外見に表れている。彼らは、自分の子に対しても狂暴になる。子が生まれたその日に、彼らは男子の頬を鉄剣で切開するのである。母乳の滋養を受ける前に、傷に耐えることを否応(いやおう)なく体験するためである。このゆえに、彼らは髭(ひげ)が無いまま年老いていき、若者たちは見栄えが良くない、鉄剣で顔面に刻まれた傷痕が、年齢にふさわしい髭の魅力を無駄にしてしまうからである。彼らはまったく粗末な姿形をしているが、身のこないが軽快で、乗馬への意気込み鋭く、肩幅が広く、弓矢に熟練しており、頑丈な首をし、誇りをもって常に堂々としている。この者たちは、確かに人間の形をしているが、野獣の獰猛(どうもう)さをもって生きている」(同、24章127-128節)

 こんな人たちが、恐ろしい形相で、雄叫(おたけ)びを上げながら大挙して押し寄せてきたら、もう逃げるしかありません。もし捕まったら間違いなく、皆殺しにされてしまいます。
 このようにして玉突きのように始まったのが、ゲルマン民族の大移動なのです。
 ではどうして、フン族は移動を開始したのでしょうか。そのきっかけは何だったのか

民族移動の主な要因は、気候変動

  フン族が移動を開始した理由。それはおそらく、急激な気候変動により食べ物がなくなったからでないかと思われます。
 急に寒くなったとか、雨が降らない期間が長く続いたりしたことで、食料となる動物たちがいなくなったり、飲み水にも事欠くようになり、生きるために、多民族の住む土地へと移動を始めたのです。
 移動といっても「助けてください」と懇願するのではなく、殺戮(さつりく)・略奪しながら進んでいくわけです。これが民族移動の本質なのです。
 村山節先生の講演をまとめた『波動進化する世界文明』(白進堂文庫)には、このことがわかりやすく説明されています。村山先生のお話をそのまま、次に引用します。
 
 「それでは新しいヨーロッパ、アメリカ文明の大崩壊はいつ頃起こるのかと申しますと、だいたい2000年を越えてからかなりはっきりしてまいります。1975年から2075年ですから、西暦2030年から50年くらいには最悪期、あそこの国も滅んだとか、あそこの国も白骨の草原だとか、あっちのところももう焼き払われたとか、そういうことになりかねません。では、ここで民族移動は誰がやるんだと言うと、これはもうはっきりしています。1600年前を見ればいいんです。つまりゲルマン民族移動のところのサイクルの誰がどこから出発し、どこに向かったか、それを見ればいいわけです。これは、フン族のいたるところには現在ロシア民族がおります。ウクライナの西側でございます。ロシア民族の大移動が東ヨーロッパ民族の大移動を誘って、ゲルマン民族の上に襲いかかり、ゲルマン人がついにアルプスを越え、ダニューブ(ドナウ河)を越え、ライン(川)を越えて、南ヨーロッパに乱入する。こういうことになるかと思います。これは英雄が立ち上がって、このような現象が起こるような、大学が教えているおとぎ話ではないので、地球の大気候変動であります。普通ならば小さく動いている気候周期が、突然この大地震のように狂うわけであります。例えば、5、6年雨が降って、いい天気が続いて、耕作が栄えて、子どもが生まれて、まあ極楽のような世界が来たなあと言っているところで、5、6年一滴も雨が降らない。もうそうなると食べ物が全部なくなるわけで、もはや仕方がないと男子全部を懲役してこれを先頭に立て、女子どもが鍋かまをひっさげて後ろに従い、その後ろに老人が従って、全民族をあげて強盗になってひっこしていく。これが民族移動の本質であります」(22頁 ~23頁)
 フン族だけが恐ろしいのではなくて、ゲルマン人ちて似たようなものです。当時の民族移動はこういうものなんだそうです。
「あそこの国も白骨の草原だとか、あっちのところももう焼き払われたとか・・・」とありますが、これは日月神示にも、
「行けども行けども白骨ばかりと申してあろうがな」(『雨の巻』第九帖)
「行けども行けども草ぼうぼう、どこから何が飛ぶ出すか、秋の空グレンと変わるぞ」(『水の巻』第十四帖)
と記されています。
「変わりやすきは女心(男心)と秋の空」と言いますが、最近は穏やかだなあと思っていた天候が、ある日突然、グレンとひっくり返る。そして「5、6年1滴も雨が降らない」ようなことになったら、もうすべての作物は枯れ果てますし、家畜も生きてはいけません。気候の大激変がやってくることで、民族移動は誘発されるのです。

関連:日月神示「戦(いくさ)には戦の神あるぞ、お水に泣くことあるぞ、保持の神様 御怒りなされているから早よう心入れかえてよ、この神様お怒りになれば、臣民 日干しになるぞ。(『富士の巻』第十八帖)「水も無くなるぞ。」(『水の巻』第一帖)「偉い人愈々とんでもないことになるぞ、捕らわれるぞ、痛い目にあわされるぞ、今に目覚めるなれどその時では遅い遅い。おかみも一時は無くなるのぞ、一人一人何でも出来るようになりておりてくれと申してあること近うなりたぞ」(『キの巻』第十三帖)


※私は異常気象と二つの震災により、特に東日本は様々な生産や物流が滞り、物不足になると考えています。東日本の人々の一部は食料を求めて西に移動が始まります。やがて政府も潰れます。西日本への避難が遅れた人々は餓死するのではないかと考えています。

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