言葉は言霊であり、良いも悪いもエネルギー体です。
一般的に悪い言葉、人を呪うような言葉、そういうものは使用しないことです。日月神示の視点で言えば、現代の日本語というのは乱れに乱れてしまい、今の言葉は言葉ではないという批判があります。「昔の古語がマコトの言葉である」と出てきます。
「昔」とは、いつの時代のことを言っているのかわかりませんが、古い言葉、古語こそがマコトの言葉であると言うのです。現代の日本語でさえ乱れちゃっているのに、加えて誰かの悪口を言うようなことは慎まなければいけないわけです。
そもそも言霊を持つのは日本語だけです。
万葉集に「言霊」という記述がで出てきますが、他の外国語にはないものが日本語にはああるということです。
それは本当にパワーを持つ、極端なことを言えば人を幸福にも不幸にもできるというパワーを持つことであり、それが日本語の力であるのだから、良い方向に使わないといけないということです。
相手が幸せになる、いい気持ちになるような言霊を使えば「言霊の幸(さき)わう国」とあるように、次第にそれが全体へとつながり、やがて自分にもそれが返ってきます。
しかし相手が不幸になる、嫌な気持ちになるような方向に使うと、相手を滅ぼすこともできるけれども、そいいうパワーは確実に自分を滅ぼすことにもつながります。ですから日月神示には「人をほめよ」とあるのです。「ほめてその非を悟らせよ」ともあります。
ただし、人生において一切の悪口やマイナスの言葉を口にしないというのも、誰もがすぐにできることではありません。これがなかなか難しいものです。
皆、普通の人間ですから、何かつでに嫌味が出るとか、ちょっと批判するような言葉を使いがちです。国際情報において中国や韓国の言動にひと言もふた言も言いたい人がたくさんいるし、政治家や経営者に色々言いたい人も世間には山のようにいます。
そこまでスケールの大きな話ではなくとも、家族や友人・知人・あるいは取引先などに文句の一つも言いたい人は、ちょっとしたら地球上の人間のほとんど全員かもしれません。
にもかかわらず、一切使わないに越したことはないのです。
そういう崇高な目的のために日月神示のような啓示が存在するわけで、あの時代に岡本天明という人に天啓が降りたのは偶然ではないと思います。
「そなたはよく腹を立てるが、腹が立つのは慢心からであるぞ。よく心得なされよ」
まさにこの神示は的を射ています。自分なりに様々な理由はあれど、怒りや恨みや憎しみは慢心そのものであり、慢心は自分の思い込みであることは隠しようがありません。
自分が良い言葉、美しい言葉を発するようになると、自分の周囲が変わります。他人を変えることはできませんが、自分自身が変わることで他人も変わります。
ただし言葉はパワーを持ちます。その言葉通りの場面が実現されますから、その意味でも本当に気をつけないといけません。激しい憎しみ、恨み、怒り、嫉妬といったマイナスのエネルギーは、できる限り発散しないように心がけることです。
陰陽道(おんみょうどう)を代々継承する陰陽師といった職業の方々などは呪術を習得されている専門家ですから、そのあたりの影響については特に詳しいのではないでしょうか。
第5章 運が良くなる体質になる!
転載:『日月神示の開運法則:あの世・この世のしくみが導く』 中矢伸一著 徳間書店 2014.2.19
次回:【中矢伸一】エネルギーの循環を知っておこう/「運が良くなる体質になる!」②
一般的に悪い言葉、人を呪うような言葉、そういうものは使用しないことです。日月神示の視点で言えば、現代の日本語というのは乱れに乱れてしまい、今の言葉は言葉ではないという批判があります。「昔の古語がマコトの言葉である」と出てきます。
「昔」とは、いつの時代のことを言っているのかわかりませんが、古い言葉、古語こそがマコトの言葉であると言うのです。現代の日本語でさえ乱れちゃっているのに、加えて誰かの悪口を言うようなことは慎まなければいけないわけです。
そもそも言霊を持つのは日本語だけです。
万葉集に「言霊」という記述がで出てきますが、他の外国語にはないものが日本語にはああるということです。
それは本当にパワーを持つ、極端なことを言えば人を幸福にも不幸にもできるというパワーを持つことであり、それが日本語の力であるのだから、良い方向に使わないといけないということです。
相手が幸せになる、いい気持ちになるような言霊を使えば「言霊の幸(さき)わう国」とあるように、次第にそれが全体へとつながり、やがて自分にもそれが返ってきます。
しかし相手が不幸になる、嫌な気持ちになるような方向に使うと、相手を滅ぼすこともできるけれども、そいいうパワーは確実に自分を滅ぼすことにもつながります。ですから日月神示には「人をほめよ」とあるのです。「ほめてその非を悟らせよ」ともあります。
ただし、人生において一切の悪口やマイナスの言葉を口にしないというのも、誰もがすぐにできることではありません。これがなかなか難しいものです。
皆、普通の人間ですから、何かつでに嫌味が出るとか、ちょっと批判するような言葉を使いがちです。国際情報において中国や韓国の言動にひと言もふた言も言いたい人がたくさんいるし、政治家や経営者に色々言いたい人も世間には山のようにいます。
そこまでスケールの大きな話ではなくとも、家族や友人・知人・あるいは取引先などに文句の一つも言いたい人は、ちょっとしたら地球上の人間のほとんど全員かもしれません。
にもかかわらず、一切使わないに越したことはないのです。
そういう崇高な目的のために日月神示のような啓示が存在するわけで、あの時代に岡本天明という人に天啓が降りたのは偶然ではないと思います。
「そなたはよく腹を立てるが、腹が立つのは慢心からであるぞ。よく心得なされよ」
まさにこの神示は的を射ています。自分なりに様々な理由はあれど、怒りや恨みや憎しみは慢心そのものであり、慢心は自分の思い込みであることは隠しようがありません。
自分が良い言葉、美しい言葉を発するようになると、自分の周囲が変わります。他人を変えることはできませんが、自分自身が変わることで他人も変わります。
ただし言葉はパワーを持ちます。その言葉通りの場面が実現されますから、その意味でも本当に気をつけないといけません。激しい憎しみ、恨み、怒り、嫉妬といったマイナスのエネルギーは、できる限り発散しないように心がけることです。
陰陽道(おんみょうどう)を代々継承する陰陽師といった職業の方々などは呪術を習得されている専門家ですから、そのあたりの影響については特に詳しいのではないでしょうか。
第5章 運が良くなる体質になる!
転載:『日月神示の開運法則:あの世・この世のしくみが導く』 中矢伸一著 徳間書店 2014.2.19
次回:【中矢伸一】エネルギーの循環を知っておこう/「運が良くなる体質になる!」②