ハルマゲドンの大峠 ノストラダムス予言研究家ザール隊長

日月神示:春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケてハルマゲドンとなるのざぞ、早う改心せんとハルマゲドンの大峠越せんことになるぞ。 日月神示を参考にノストラダムスの予言を研究しています。2016年から2025年までは正念場のときです。2023年、北海道の長雨から日本はいよいよ厳しい状況となります。2024年は北日本と首都直下の大地震があるようです。北海道・東北・関東はほぼ間違いなく住めなくなくなりますね。国民は淘汰され、3500万人ほどになるようです。日月神示では掃除・洗濯・身魂磨き・改心という言葉が頻繁に使われています。カルマの浄化が大切です。 日月神示に関しては中矢伸一さんの著書などから転載した記事もあるので読んでいただければ幸いです。

カテゴリ: 脱貧乏脳(苫米地英人)

「金持ちになりたい」と思うのは何かの洗脳か 
 洗脳にも、「いい洗脳」「悪い洗脳」がある

 世の中には、自分が「金持ち」でないことが不満で、なんとか「金持ちになりたい」と思っている人が意外に多い。億万長者を夢もみて、一般大衆からの脱出をはかり金持ちとかセレブとか呼ばれる仲間の一員になることを一生の目標としている。あなたもその一人ではないだろうか。
 では「金持ちになりたい」と思っている人は、金持ちとはいったいどんな人をいうのか考えたことがあるのだろうか。
 どうして自分は金持ちになりたいのか考えたことがあるのだろうか。
 金持ちになりたい人たちは「金持ちでなければならない」「金持ちでないと恥ずかしい」、つまり「金持ちはいい」と刷り込まれてしまっているからであろう。ほとんど人が金持ちになりたいというのであれば、世の中の大半が金持ちであることはいいことだと、「洗脳」されているということになる。では、「洗脳」とは何なのか。そのことから説明しよう。一般に「洗脳」というと、特定の主義・思想を持つように仕向ける事・またはその方法を指すのだが、まず大前提に、洗脳とは誰の利益になるのかということを考えてみる必要がある。本人の利益になっていれば洗脳でないし、洗脳といってはならない
 定義として、洗脳とは、洗脳者(洗脳する側)が洗脳される側に、脳内に意図的なある情報を書き込むこと
あるが、その意図とは、いうまでもなく洗脳者の利益のためであることが大前提となる。
 
ただし、宗教などは洗脳者の利益のためでなく、真に宗教にはまっている人は、神のためにやっているのであり、自分の利益のためにやっているつもりはない。が、怪しいグレーゾーンの宗教もあるわけで、見極めが難しいところもある。出家信者が教祖のためにお布施を一生懸命差し出したり、教祖も自分の利益のために信者から金品を巻き上げたりするなどという要因がそろったときには、はじめて洗脳になるだろう。
 そして、洗脳には、「いい洗脳」「悪い洗脳」がある。だが、幸福になれば「いい洗脳」で、不幸になったら「悪い洗脳」などと結果論で考えてはいけない。
 なぜなら、5年後には不幸だったけど、100年後には幸福かもしれない。宗教的な考え方でいけば、今は不幸でもあの世へ行けば幸福だからである。よって、洗脳の結果は定義に入れるべきではないのである。
まず先に、「悪い洗脳」と何かを考えてみる。それは洗脳者が「恐怖」を使うか使わないかということだけだ。もっと正確にいえば、恐怖に類するもので、「不安」、感情としては違うが「痛み」など、要するにネガティブな感情、マイナスの感情を使うのが「悪い洗脳」である。
 そこで気をつけたいのは、教育は洗脳とはいわないということである。なぜなら、本人の利益になることは洗脳とはいわないからである。その場合、「いい教育」か「悪い教育」か、という問題になる。
 たとえば、「そんな成績では医大に行けないぞ」というのは、恐怖を使っているのであり、つまり脅しである。しかし、本人の利益のためだから「洗脳」ではなく教育といえるが、正確にいえば、「悪い洗脳方法を使った教育」といえるのである。私がよくいう、ドエリームキラー(注)などは人の夢を壊す悪い教育の例である。
 対極にある教育法が、コーチングである。コーチングは洗脳と同じような方法論を使うが、絶対に洗脳の定義にはなり得ない。なぜなら、コーチングはクライアントの利益のためにしかやってはいけないからである。医師が医療行為を患者の利益のためにしかやってはいけないのと同じである。
 コーチングとは、本人の自己評価、自己能力を上げるためのもので、褒めることはあっても、けなすことはない。気持ちよくさせることはあっても、怖がらせることはない。したがって、ネガティブな感情を使わないところが方法論としては「いい洗脳」と同じだが、直接的な脳内面への介入的な情報の書き込みをしたとしても、クライアントの利益のためであれば、洗脳にはなり得ないのである。
 これらのことから、コーチングは洗脳にならないし、社会的にあったほうが望ましいといわれている教育法の域に入るのである。
 一方「いい洗脳」は、人を嬉しくする、気持ちよくするといったプラスの感情を使うことによって、自己能力、自己評価を上げる。決してマイナスの情動を使わず、プラスの情動だけを使う。
 これらの定義を理解したうえで、金持ち論、貧乏論に入っていこう。

注:ドリームキラー・・・過去の実籍に基づいて、助言という形で夢を壊してしまう人。一番このドリームキラーになりやすいのは親や教師である。

第1章 本当の「金持ち」、ウソの「金持ち」

苫米地英人の金持ち脳 ~捨てることから幸せは始まる~  苫米地英人 徳間書店  2012/10/23


※上記の書籍から部分的に抜粋して連載します。そのため、わかりずらい部分があるかもしれませんが、ご了承ください。さらに詳しく知りたい方は書籍をお読みください。

「金持ちはいい」という思い込みは悪い洗脳
 お金がないことへの「恐怖」が脳を麻痺さえる

 「金持ちになる」ではなく、「金持ちがいい」という図式を数えることは「悪い洗脳」だ。コーチングから見ると、逆向きで最悪のものだ。
 なぜなら、恐怖を使っているからである。「君はお金がないと食えなくなりますよ」と脅しているからである。「食えない」ということは、生物学的にいえば、餓死するということだ。「お金がないんだから、君は死ぬ」という洗脳をしていることと同じでなのである。これを「経済洗脳」ということにする。
 確かに、お金がなくて餓死したニュースをときどき聞いたことがあるかもしれない。しかし、それはあくまで特殊な例だ。息子が金を持っていたので生活保護を受給できんかった。しかも、息子との関係が悪くて、息子もサポートしなかったので餓死したというような事件もあった。
 しかし、日本には生活保護法によって、国や自治体が経済的に困窮する国民に対して、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的とした保護費を支給する生活保護制度がある。
 ある国会議員から聞いた話だが、2012年5月現在、受給者211万人を超えた生活保護費を試算したところ、ありとあらゆる制度を利用すると、ひと月約25万円もあれるという。
 私の会社のアルバイトは時給1000円で、月額16万円である。わが社には25万円の給料の社員がたくさんいるし、他の会社でも初任給がそれ以上もらえるところは少ないだろう。
 むしろ、悪知恵が働く者たちによる生活保護が後を絶たず問題になっているくらいだ。車を持っていれば生活保護支給の対象にならないのだが、車がないと就職活動にいけないとまで堂々と反論する若者もいて、公共交通手段を使いなさいなどとバカげた話が議論になるほど、日本は豊かな国なのである。
 単に、プライドが許さなくて、どうしても生活保護費の受給に行かなかったり、親族に頼らなかったりして、お年寄り2人が餓死したという事件もあったが、古くは明治の頃からの国に頼ることは人に迷惑をかけることという奥ゆかしい考え方が悲劇を生んでしまった場合もあるだろう。とにかく餓死者は毎年出ているのも事実だが、「お金がないから死ぬ」という理屈とはまったく違う
 したがって、本質的な意味合いで、日本には餓死者はいないのである。
 「経済洗脳」のおかげで、「貧乏は悪い」「貧乏であることは恥ずかしい」ということになってしまったのである。羞恥心で親族に頼らず餓死してしまった人は、いうなれば経済洗脳のために死んだとういうことになる。そうでなければ、お金がなくても堂々と親族に頼るし、堂々と都道府県の役所に行って受給の手続きをすればいいのである。
 逆にいえば、「経済洗脳」がなければ餓死はなかったのである。 
 「貧乏だと餓死するぞ、みっともないぞ」という刷り込まれた恐怖が脳を麻痺させ、だから金持ちでなければいけない、金持ちになりたいという経済優先の論理を成り立たせてしまったのである。
 この「経済洗脳」は一見、本人の幸福のためのように見えるが本人のためではないのである。理由は簡単、それは「国家財政」のためだからである。したがって、金持ち意識、金持ちがいいというのは、そもそも洗脳されたものであり、本質的なことは、国家の論理で税収のためだということがわかって欲しい。

第1章 本当の「金持ち」、ウソの「金持ち」

苫米地英人の金持ち脳 ~捨てることから幸せは始まる~  苫米地英人 徳間書店  2012/10/23

金持ち意識の洗脳は国家財政のため
 税収を上げるための官僚の政策

 今まで述べてきたことから、お金がないと物が手に入らないとか、餓死するなどということはあり得ない。
 にもかかわらず、我々の金持ち願望は、豪華な家と車のある、映画に出てくるセレブのような豊かな生活がしたいということである。それがそもそも洗脳である。
 「金持ちになりたい」という願望は、豪華な家と車のある、映画に出てくるセレブのような豊かな生活がしたいということである。それがそもそも洗脳である。
 「金持ちになりたい」という願望を、なぜ、洗脳しなければならないのか。
 それが国家財源のためであり、突き詰めれば、公務員に生産性がないからである。会社にたとえると、公務員は中間管理職である。みずから生産しているわけではない。そこで、民間人が働いた税収で、公務員がいい家に住み、海外旅行をし、たっぷりと休暇をとるのである。
 いわば、民間人は公務員の奴隷となって働いているのである。だから税収の論理でいけば、消費税で利益を吸収するのは公務員だけである。
 企業がつぶれていく最大の理由は、中間管理職の数ほうが多くなる。中間管理職はその名のとおり、仕事を管理することだから、生産することはない。それが、企業滅亡の道につながるのである。
 終身雇用でいけば、新入社員が毎年入ったとしても、自動的に中間管理職の数のほうが多くなる。そうすれば、生産にかかわらない給料の高い人たちがたくさん増えるのだから、大企業がこけてくるのは当然といえよう。
 それが国家レベルで起こったのがギリシャである。経済規模に比べて公務員の数が異常に多いのと、過剰な優遇政策が原因であった。さいわい日本は、債務は国民が支えていて海外債務が少ないからつぶれないが、奴隷制がすごいということになる。ギリシャは自分の国の公務員のために、お金を納めるなどとバカなことはしない。海外の人に国債を買わせるのである。
 日本人はわざわざ国債を自分で買って持っていける。だからデフォルト(債務不履行)もない。しかし、国債で調達した資金の大半は公務員のために使われるのである。国債の消費で民間人が得した例など聞いたことがあるだろうか。もちろん、おかべで道路や橋ができたが、建設業者が正当な対価をとって働いただけのことである。
 国家予算には一般会計と特別会計がある。問題の消費税は一般会計にある。一般会計では一番多くを占めるのは公務員の給与である。つまり、増税分は、役人の
給与確保と理解していいだろう。
 本来なら、すべての税収は国民に平等に負担され、国民に平等に分配されなけばならないはずである。しかし、日夜、官僚は税収を上げるために、国民を洗脳する方法を考え、知恵を絞っているのである。金持ち思考への洗脳は増税につながり、それは官僚たちの利益となっていることを改めて考えてみたい。

第1章 本当の「金持ち」、ウソの「金持ち」

苫米地英人の金持ち脳 ~捨てることから幸せは始まる~  苫米地英人 徳間書店  2012/10/23

次回:
【苫米地英人】人類はもともと サステイナブルライフ/「脱貧乏脳」④

人類はもともと サステイナブルライフ
 いつ、どこで、だれが「洗脳」を始めたか

 「金持ちになりたい」というのは、いい方を変えれば「よりたくさんの物が欲しい」ということだろう。
 では、どうして人類は、日本人は、そう思うようになったのか。
 一言で結論をいってしまえば、広告代理店のなせる業(わざ)である。消費を促すように、宣伝しまくった結果なのだから。
 今、サステイナブルな生活が流行している。サステイナブル(suatainable)とは、持続可能なという意味があり、地球環境を考慮した開発や発展、産業などに結びつけていわれることが昨今、多くなっている。
 けれども、日本はもともとサステイナブルライフだったのである。一つの部屋を昼間はリビングルームとして使い、夜になればベッドルームに変わるという調子である。日本人は、よりたくさんの物を持ちたい、持っていれば嬉しいというような、強い物質欲というものが昔はあまりなかった。物はいかに長期間に渡って使うか、というのが当たり前の概念だったのである。
 ところが、GHQ支配以降、アメリカ型の消費経済が日本に入ってきた。大きな家で、部屋はリビングルームに、ベッドルームに、ゲストルームにダイニングキッチン・・・・・・。日本のサステイナブルエライフは瞬(またた)う間に崩れ、アメリカ式の消費型ライフが成功し、取って代わっていった。
 短い人類の歴史のうえでいえば、アメリカ型の消費経済が成功したのは、世界の大恐慌による不況の克服を目的として実施された1933年のルーズベルト米国大統領によるニューディール政策から1990年代くらいまでの、せいぜい60年間くらいである。
 人類誕生から400万年くらいとして、時間にすれば、それはわずか1分の出来事の事である。そのたったの1分が、本当のサステイナブルライフを壊したのである。
 さらに、サステイナブルライフは制御や自己統制があって初めて成り立つ。自分の欲望をむき出しにしてできるものではない。たとえば、食べ物を全部食べてしまいたいが、明日のために残しておこうというのは、太古の昔から生活を持続させるうえで、なくてはならない自己制御なのである。
 それを、あたりかまわず消費してしまえという文化に向かったのが、先述した1933年以降、日本ではGHQ占領政策のことなのである。
 しかるに当然のことながら、アメリカ式消費型ライフは持続することはなかった。
 数十年のあいだに世界の資源を消費しつくし始めたことに気づき、慌ててもとに戻しているのが現代(いま)である。しかし、さすがに経済が切迫した状態になったので、本音でサステイナブルにシフトしなくてはならないほど、アメリカは窮地に立たされているのである。

第1章 本当の「金持ち」、ウソの「金持ち」

苫米地英人の金持ち脳 ~捨てることから幸せは始まる~  苫米地英人 徳間書店  2012/10/23

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