「毎日々々、太陽と共に、太陽について起き上がれよ。その日の仕事、与えられるぞ。仕事いのちと仕へまつれよ。朝寝するからチグハグとなるのぢゃ。不運となるのぢゃ、仕事なくなるのぢゃ。神について行くことが祈りであるぞ。よろこびであるぞ。」(『冬の巻』補帖)

〔解説〕
これは、運気を上げるための基本「その一」です。まず、朝は日の出と共に起きること。太陽が昇ったら、起き上がりましょう。つまり、早起きの励行(れいこう)です。朝寝をすると、生活のリズムが狂い、運気も衰えてしまいます。頭も冴えないから良いアイデアも生まれないし、ダラダラしがちになります。
「早起きは三文の徳」と昔から言われますが、本当にそうです。できれば朝起きたら、朝日を拝みつつ、太陽に感謝を込めてご挨拶しましょう。家に神棚がなければ、昼は太陽、夜は月を神様に見立てて礼拝すればよいと神示にあります。太陽も月も、神様の体現であるからです。
このようにして、太陽の運行に自分の生活リズムを合わせ、感謝して生きることで、自然と仕事が生まれますし、良い人とのご縁もできます。
三文(一文銭三枚)どころか、大変な財産を築くことにもつながるのです。
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年重ねると減るものとは? 必要な睡眠時間のまとめ(ANN NEWS:14/03/24)

 睡眠時間は、短くても体に異常が起きやすく、反対に長過ぎても寿命が縮むという研究結果が出ている。
 最も寿命が延びるのが「1日に7時間の睡眠を取る人」といわれるが、単にその時間を寝ればいいわけではない。「よく眠れた」という“熟眠感”を得ることが健康になるという。
 国立精神・神経医療 研究センター(東京都小平市)の精神保健指定医である三島和夫博士の過去の睡眠脳波研究であきらかになったことがある。子供から高齢者までの平均的な睡眠時間のデータを示すと、8時間以上眠れるのは中学生までで、40~50代は6時間、70歳になると6時間を切るという
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1日が27時間に増える「4時間半の快適睡眠法」

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午前0時前に就寝すると、リンパ球が短時間で増加して免疫力アップ

 夜は眠くなり、日中は活動するという1日の睡眠リズムは、各種のホルモンと連動しながら、自律神経によって整えられています。昼間は交感神経が働いて心身が緊張します。夜になると副交感神経が働いてそれをときほぐします。睡眠は究極のリラックス状態なのです。
 多忙などで睡眠時間の少ない人は、心身がリラックスできる時間が短くなることになるので、健康を害することは難しくないでしょう。また、寝すぎると体がだるくなることからもわかるように、睡眠が長すぎると、今度は副交感神経が優位になりすぎて、活気が出ません。
 この睡眠時間は個人差がありますが、7~9時間程度です。
 この睡眠時間を確保したうえで、就寝は、午前0時までにしたいものです。深夜の2次ふぉろに、細胞を活性化する成長ホルモンの分泌がピークを迎えます。また、午前0時に寝るとリンパ球(白血球の1つ)が増加し、免疫力が上がることが、実験によって明らかになっています。

太陽のリズムに合わせて、季節ごとに就寝時刻と起床時刻をずらす

 太陽のリズムに逆らわず、日の出とともに起きて、日が暮れたら寝るのが、最も健康な生活といえます。現実には無理な話ですが、少なくとも季節に合わせて生活の工夫をするとよいでしょう。
 夏は日の出が早いので、ほかの季節より1時間くらい早く起き、冬は1時間くらい遅くするという具合です。早く起きれば、自然と早く眠くなり、遅く起きれば就寝時間も遅くなって睡眠時間を確保できます。

出典:『健康図解 免疫力を上げる31のルール』安保徹監修 学研 2015.1.19

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早寝早起きの効用

 早寝早起きの医学的な効用は、まず朝日を浴びることで自律神経の働きが活発化し、体内時計もリセットされること。自律神経は消火器、血管系、内分泌腺、生殖器など、生命活動のライフラインを支えていますから、これはとても大切です。
 もうひとつ、人間の体は明け方に最も低くなり、そこから日中、夕方にかけて上昇し、夜になると下がっていきます。体温が上がり始めるときに起き、体温が下がり始めるときに寝る。
 この習慣は体の「上げ潮、引き潮」に乗って、自律神経だけでなく免疫、ホルモンなど体のすべての機能を、最も無理なく快適に働かせます。
 たとえば、全身の細胞の新陳代謝を促す成長ホルモンなどの各種ホルモンは睡眠中、とりわけ24時間前後によく分泌されます、毎日この時間帯に熟睡していると、骨や筋肉を丈夫にしたり、肌を修復したり、病気やけがの回復を順調にするはずです。
 また、早寝早起きをするだけで、肥満の予防にもなります。
 二つの自律神経のうつ、副交感神経は、体を活発に動かす昼間に働いて、摂った栄養を効率よくエネルギーに変えます。
 代わって夜になると副交感神経が優位になって体を休息モードにし、「栄養を体内にたくわえる」方向に働きます。
 早く寝てしまうと、夜、食べない。
 だから、余分な脂肪をためこまないですみます。

出典:『医者に殺されない47の心得』近藤誠 アスコム 2019.12.19