海外メディアから「バッドウーマン」と呼ばれていた研究所のコウモリ学者が行方不明だと伝えられた。だが、5月26日、その女性が「2020年1月12日にWHOにウイルスの全ゲノム配列を提供したとインタビューに答えた。
CGTNが伝えた石正麗氏のインタビュー
それは中国が一党独裁国家であり、「自由」の国ではないからだ。「言論の自由」がないから、政府に都合の悪い言論や表現は潰される。世にも存在しないものになる。ネット規制・監視されているから、天安門事件を検索しても出てこない。世界中の若者が知っている天安門事件を中国の若者は知らないのだ。中国には「言論・表現の自由」がないし、政府批判も許されない。
今回のコロナ渦で、台湾は新コロを一番速くゼロに迎えた国だが、WHOに加入することはできない。今年もアメリカ、日本が台湾参加を推薦したが、中国の反対で実現しなkった。ウイルスの戦いでは国家を超えて協力し合わなければならないというのがWHOの理念のはずだったが、やはり国家エゴに翻弄されて台湾参加はこ阻まれるのだ。中国は台湾を吸収することを狙っている。だから世界に対して台湾を国家として認めさせたくないのだ。
その中国から政府からついに「字通」を奪われてしまったのが香港である。「「一国一制度」という国際公約で香港は自由を守られてきたが、中京の「国家安全法」でついに自由は失われた。世界がコロナ渦の中だが、そんな中でも香港の若者は、「密」になることなど気にしていられない。自由を守るために激しいデモを行うしかなかったのだ!
自由が奪われることに、命を賭けて抵抗し、逮捕され、死者も出る。それでも自由を守る。自由とは何か?それは究極的には権力を批判する自由である。政府権力に蹂躙されない自由である。
しかし、日本人はこの「自由」のありがたさをわかっているのだろうか?
国民、誰もが自粛を望んでいるわけではない。わしは自粛なんて虫唾が走る。
「ステイホーム」という言葉は二度と聞きたくない。芸能人誰も彼も「ステイホーム」と言うのを聞いてうんさりした。
なんでこんなに従順なんだ!?
わしは自分の頭で考えて、感染症の専門家も政治家の専門家も間違っていると思った。
このペースじゃ、インフルの死者数にぜんぜん届かねーんだよ!
わしは「日本では」新コロは大したウイルスでない、インフルエンザには全然、及ばないと見ぬいた!
ひ・・・・飛沫がっ
だから「自粛を止めて経済を回せ!」と言い続けた。
だが日本が自粛全体主義になっているのだから、批判やバッシングが押し寄せる。
わしは今回ほど「自由」を奪われる居心地の悪さを、不愉快さ、苛立たしさを覚えたことはなかった。
なんと今まで、リベラルを気取っていた玉川徹や青木理など「羽鳥モーニングショー」のコメンテーターが全員、「自粛戦隊主義」を圧倒的に牽引していた。「欲しがりません勝つまでは」の戦時体制そのままに、「自粛が尊い」と言い続け、番組では外出自粛を守らぬ者を、不道徳なものたちとして批判的に報道していた。
サーフィン、凧揚げ、潮干狩り、バーベキュー、パチンコなど・・・・連日、自粛破りを「非国民」として報道していた。そのような戦前回回帰の報道に、彼らは全くの無自覚だったのだから、つくづく呆れた。
流行ってもいない新コロだったのに!
さらに彼らは「全国民をPCR検査して、陽性者を「隔離」しろ」と連日、吠え続けた。
隔離なんか絶対ごめんだ!インフルエンザ隔離したら人権侵害だろうが!
ハンセン病患者を「隔離」した恐ろしい歴史から、PCR真理教の信者たちは何も学んでいなかったのだ。
さらには「ユダヤ人を発見して収容所に隔離せよ!」というナチス・ドイツの人種隔離政策からも、彼らは何も学んでいなかった。「自由」を奪い、「人権」を奪うことを、嬉々として公共の電波で主張していたのだから。
玉川徹:隔離!隔離!隔離!
岡田晴恵:スーパーアリーナに収容していただいて~っ
これが自称リベラルの正体か!
彼らは中国に行けば!いい!北朝鮮に行けばいい!ITで個人の行動が監視される韓国に行けばいい!
そこなら国家に管理されて、ウイルスを撃退してくれる「強権発動」が味わえるだろう。
それでもウイルスはすりぬけていくけどな!
わしは普段、ほとんど自宅にこもって、仕事をする人間なので、自粛に耐えうる性格なのだが・・・・それでも権力に「ステイホーム」と言われ、「外出自粛」と言われたら腹が立つのだ。イヤでイヤでしょうかなくなる。
「営業自粛」を強いられた飲食店が窮地に陥り、従業員のクビを切るか、廃業するかと悩んでいるのを黙って見ておれず、なるべく昼食事には外出して(マスクないで)開いている飲食店を探して食っていた。帰りには「美味しかったよ」と言ってあげたら、とても喜んでくれた。彼らのために「経済を回せ」と言い続けようと決意を新たにした。
緊急事態宣言が法的には強制力がないといっても人々が「外出自粛」におとなしく従えば、飲食店には客が誰も来ない。東京都が「営業自粛」を「要請」しただけと言っても、従業員の給料と固定があるのだから、店主は悠々と休むわけにもいかない。
ましてやオパチンコ店はもはや権力からも市民からも差別の対象だということがはっきりした。なんと自粛に従わないと店名まで公表されていたのだ。パチンコ店は、客は一人ひとり前」を向いて、黙々とやっているから集団感染が出たことはない。感染対策をとって営業していても、自治体から役人が営業中止を要請に来るし、従わなければ、「自粛警察」が抗議・中傷・恫喝の電話をガンガン入れて、貼り紙をされ、閉店に追い込まれる。
お上(かみ)とマスコミが作り上げた「狂った公」のために、「狂った正義」がまかり通る。
玉川徹みたいに、一流企業に勤めて、給料もボーナスも有給休暇も保障されて、ウイルスを恐れてテレワークで済ますことができる身分の者は、真の弱者の気持ちが全く分からないのだ。普段、リベラルを気どり、弱者の味方ぶってる者は、実は自分の命が一番大切だから、「これは命の問題なんだ!」と主張する。命が大事は絶対的な大義と思っているから、経済どころじゃないと思う。「自由」はひとます権力に預けるようと何の迷いもなく判断する。
とてもわしにはできない芸当だ。このヘタレ・リベラルを見てしまうと、わしほど「自由」を青する日本人は他にいないと思ってしまった。そして、わしほど全体主義に負けない日本人も他にいない。
日本人は恐ろしく権力者に従順な羊ばかりになってしまった。こんな国民は「自由」を失っても気づきもしないだろう。中国だって、北挑戦だって、人民は「自由」を失っていること自体に気づきもせず、大して不満とも思わない。
畜群として管理されてしまえば政府批判なんかしなくても、命を守って生きることはできるのだ。
「自由」の価値がわからない存在は、もはや人間ではなく、家畜に過ぎないのだが!
第1回:【小林よしのり】「日本ではコロナは怖くない」『コロナ騒ぎを振り返る』①
関連:【週刊新潮】「専門家会議」には「コロナウイルス」の専門家がいなかった!
東京では重症者がずっと10人前後、死者は最近3週間で1人だけだが、これで医療崩壊が起こるのだろうか?
もし起こるとしたら、PCR検査を無意味に拡大したために無症状の若者がベッドを占拠し、本当に必要な人に医療が行き届かなくなった場合じゃないか?
スウェーデンでは、獲得免疫の抗体と自然免疫のT細胞とを合わせて、首都ストックホルムの住民の40%が免疫を持つと発表され、集団免疫の完成はまもなくだそうだ。それでもPCR検査を増やしたから陽性者は増えているが、それは日本と同じである。
しょせん新コロから逃げられはしない。日本でも500万人くらいは感染したかもしれないが、あまりに弱毒性のウイルスなので、ほとんどの人が自然免疫で処理して気付きもしないのだろう。6月の検査で東京の抗体保有者はたった0・1%だったが、もう一度検査しても0・2%くらいにしか増えていないかもしれない。
新コロを指定感染症から外さない限り、集団ヒステリーは終わらず、経済も回らないだろう。経済は命を守る基盤である。それを知らない者は大人ではない。
以下、「小林よしのりブログ」より
集団ヒステリーは強権発動を大歓迎:2020.03.26(木)
今度は週末の外出を自粛せよと言い出した。
今は強権発動を望む奴隷が多すぎるから、知事もこんなことを言わざるを得なくなる。
テレビのコメンテーターが「遅すぎる。もっと早く強権発動すべきだった」と言っていたのには驚いた。
わしもエボラ出血熱だったら強権発動で都市封鎖することを望むが、たかがコロナで人の自由と社会の活力を奪うなんて、集団ヒステリーだろう。
命がかかっていると言ったって、基礎疾患のある老人の命だけだ。
そういう老人に治療を集中させればいいのだ。
そもそもコロナは風邪と同じだから、感染爆発を封じ込めるなんて無理に決まっている。
倍々ゲームで増えていくだろう。
「感染しても症状が出ない人がいる」となった時点で、それは健康な人だ。
健康な人を感染者にして何の意味があるのだ?
コロナ対策は集団抗体を作ることしかない。
医療崩壊を防ぐために、風邪(コロナ)をひいた若者は自宅で治し、いちいち病院にかからない。
基礎疾患のある老人だけを病院は受け入れる。
政治家の役割は社会の活力を奪わないことに尽きる。
どうせ治療薬の完成まで1年以上かかるのだろう。
このままじゃ、減給、リストラ、倒産、失業、自殺の連鎖しかない。
国全体を保育器にして、無菌の国民を育てるなんて馬鹿馬鹿しい。
すでにインフルエンザとも共生しているのだから、コロナも家族に迎え入れてやればいいのだ。
死生観なき戦後の生命至上主義のなれの果てがこのバカ騒ぎだ。
国民全員にわしの『戦争論』を読ませるべきだった。
朝起きて、コロナの状況を見ていたら、毎日わしは安心していくばかりなのだが、マスコミや大衆のパニックぶりの方が、むしろ不安に駆られてしまう。
日本のコロナによる死者数は、たった46人!
46人だぞ! 海外に比べたら圧倒的に少ない。
インフルエンザの関連死が、日本だけで毎年1万人出ているのに比べたら、46人じゃ少なすぎて笑ってしまう。
これで「外出自粛」とか「緊急事態宣言」なんて、強権発動したがるのは、外国のマネをしたいだけだろう。
アメリカと開戦する状況になっていくときも、こんな感じだったのかな?
いくら警鐘を鳴らしても無駄なんだよな。
全体主義の中で:2020.04.30(木)
全国の知事が緊急事態宣言の延長を求めている。
この分じゃ、また政府は下からの突き上げで、延長を決めてしまうだろう。
今や権力はマスコミと生命至上主義の大衆が持っているのかもしれない。
専門家も本当はわしと同じようなことを言う人はいるらしいが、もはや完全にタブーだという。
もしテレビなどで「コロナは大したことない」と発言すると、コロナ自警団によって抗議が殺到し、出演できなくなるようだ。
公には言えないことをわしが言っている状態で、全体主義に屈しないのはわしくらいしかいないのかもしれない。
憲法で保障された職業選択の自由も、営業の自由も、移動の自由も奪われていく中、「言論の自由」だけは守り通さなけれな、中国になってしまう。
果たして2週間の延長になるのか?
1か月の延長になるのか?
5月2日(土曜)20時から、「オドレら正気か?」で「言論の自由」を行使して、今後の事を考えよう。
パチンコ店に対して「30万円で休業してくれ」と言うのは完全におかしい。
30万円じゃ家賃も給料などの固定費も払えないし、「休業=倒産」なのだから、自治体は「30万円で倒産してくれ」と命令しているのだ。
法的には「要請」しかできないはずで、従わなくても罰則はない。
ところが自治体は執拗に「休業=倒産」を迫るし、従わなければ「店名を公表する」と脅迫する。
しかもコロナ自警団による脅迫・バッシングが、権力を応援して、「営業の自由」を実質、放棄せざるを得なくなる。
これは明らかに憲法違反である。
戦時中の全体主義もこのようだったのだろう。
全体に従わなければ、「非国民」あつかいされて立憲主義も崩壊してしまう。
しかし、現代人は戦前・戦中よりも進歩しているはずと思っていたが、見事に裏切られた。
コロナよりも現代人の方がよっぽど恐い。
コロナ全体主義に日本人はほとんど敗北している。