ハルマゲドンの大峠 ノストラダムス予言研究家ザール隊長

日月神示:春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケてハルマゲドンとなるのざぞ、早う改心せんとハルマゲドンの大峠越せんことになるぞ。 日月神示を参考にノストラダムスの予言を研究しています。2016年から2025年までは正念場のときです。2023年、北海道の長雨から日本はいよいよ厳しい状況となります。2024年は北日本と首都直下の大地震があるようです。北海道・東北・関東はほぼ間違いなく住めなくなくなりますね。国民は淘汰され、3500万人ほどになるようです。日月神示では掃除・洗濯・身魂磨き・改心という言葉が頻繁に使われています。カルマの浄化が大切です。 日月神示に関しては中矢伸一さんの著書などから転載した記事もあるので読んでいただければ幸いです。

2016年11月

「世界で一番貧しい大統領」と呼ばれたホセ・ムヒカ氏

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ホセ・ムヒカ氏
 ドン・キホーテが言っていました。「君が行った場所で見たことを、そこにいる人たちと同じようなことをすべきだ」と。これは何を意味するのでしょうか?
 これが意味することは、例えば、ここは今日本ですけれども、日本人には独自の文化があります。そして、その考え方、性格があります。日本人としてのあり方があります。また、特性というものを持っています。そういった特性に触れて、私は非常に強い感銘を受けました。
 ある意味で私は、私自身に言っていることです。私の友人にも言っていることですけれども、日本人はまるで東洋のドイツ人だと思いました。非常に秩序立てて物事を判断する、という印象を持ちました。これは非常に驚くべき文化だと思います。

 今回、私は非常に感謝しております。人生に感謝にしております。現在80歳になってから、日本に来るチャンスが得られたことを感謝しております。本当に感謝しています。この私の訪日を実現してくださったこと。そして、私が私の人生の後半に至って、この重要な、日本という国を知り得たことに感謝したいと思います。
日本は私の国(ウルグアイ)とは本当に対局にある、反対側にある国であります。しかしながら、私は今回いろんなかたちで謎解きをしてみたいと思います。いろんなかたちで思考を巡らせてみたいと思います。とくに、若者の人たちというのはこれからの世界を担っていく方々です。そして、これから重要な時期を迎える方々であります。

「生きる」とは、奇跡であり、死に向かって歩むことでもある

 今、いろんな価値観がありますけれども、もっとも重要な価値観は「生きている」ということ。
 なぜなら、生きていること自体が奇跡だからです。
なぜ奇跡なのか? 無限の奇跡とも言えると思いますけれども、なぜならば、今これから生まれるであろうチャンスがいっぱいあるからです。そしてまた、宇宙全体を考えたときに、いろんなかたちでのチャンスがあるからです。そういうチャンスを与えられてること自体が奇跡だと私は思うのです。
 もし人生が本当に一番大切なものだとしたら、私たちのまわりにある価値観というのは、人間を生物として、ある意味では考えなければいけない点もあります。すべての種と同じように、私たちは“種”として生きなければいけない。
 さまざまな人間は意識があります。記憶も人間にはあります。情動も感情もあります。思考もあります。文化を創り上げることもできます。文明を創ることもできます。そして、理性的に考えることもできます。抽象的に考えることもできます。そして、それでも、私たちは文明の一部にすぎないのです。
 
自然は、私たちに対して特権を与えてくれました。おそらく「私たち自身のことを考えろ」という意味で、私たちにこういった特権を与えてくれたのだと思います。
 
しかし、それぞれの生活というものを考えた場合にはどうでしょうか? おそらく、私たちが簡単に忘れてしまうものがあります。あるいは、忘れてしまっているように思えるものがあります。なぜならば、実際に生きるということ、それは基本的には死に向かって歩むことだからです。

人間は自分自身の人生の道を築くことができる

 人間の人生は他の生き物の一生とは違うものがあります。というのは、ある程度まで、私たちは何かを創ることができる。すなわち、自分自身の人生の道を築くことができるからであります。なぜなら、私たちには意識があるからであります。
 そのほかの動物はどうでしょうか? このような可能性をほかの動物は持っていません。私が考えるには、それは絶対的なものではありません。また、それはおそらく部分的なものかもしれません。しかし、いずれにしても、私たちは存在の方向性というものを作ることができるのです。

 若いみなさま方、2つの選択肢があるのです。1つは、「生まれたから生きる」ということです。いずれのほかの生き物すべてと同じように、であります。また、もう1つの選択肢というのは「そこから出発して、私たち自身の人生というものを方向づける」。
 そしてまた、それを自分自身で操縦していくということであります。すなわち、この奇跡のような生をうけたということの大義のために生きるのであります。
 しかし、そのことは私たち自身の意思にかかっていることなのです。私たちがいかにコミットするかということに関わっているのです。すなわち、内部でどのような決断をするかということであります。
 例えば、人生というものを気が向くままに生きるとすれば、例えば、私たちの歴史の中における市場、私たちはこの市場の中に生きています。
 しかし、その中で、あなたは自分自身の人生というものを動かすことができるのです。
どうしてこのようなことを私は言ったのでしょうか? なぜならば、人生についてコミットするということ。それは、私たちが多くの恩恵をうけているということを理解しているということであります。文明という非常に素晴らしいもの。それからまた、世代に渡ってのものを受け継いでいく。そして、それによって可能になっていることが多くあります。今日(こんにち)、生活を異様にしているさまざまなものがあるのです。しかしまた、非常に重要なことがあります。
 例えば、30年、40年、あるいはそれ以上の人生というものがある場合。またもう1つ、私たちが相続している、受け継いでいるものがあります。それは世界がこれからどうなっていくか、今後の世界というものに関係しています。
私たちはこれだけ多くのものを受け取ったのです。それであれば、私たちは、何かを今後の世代の人たちに残すことができるよう、貢献することができるのではないでしょうか? 私たちの、そのかたちでの可能性がある、“種”としてのもの。それから人生に対してのもの。そういうものがあるわけです。だからこそ、私たちは「これからやってくる世界が、私たちが今生きている世界よりもよりよいものにしよう」という意思を持とうではありませんか。ここで1つ疑問があります。これが質問です。生まれたから生きる。あるいは生まれたことを理解して、私たちの存在自体に方向性をつける。そしてまた、種としてのよりよいものに対して戦っていく、哲学、政治、倫理などがあります。そして、これらは同じ塊の中のものとしてあります。

人生のための時間をスーパーで買うことはできない

 しかしながら、この市場というものについて、歴史から考えた場合、その中で経済というものは、倫理、とくに哲学というものから、分離することとなったのです。市場によって、非常に組織だった社会の中に生きるようになったのです。
 そして、私たちの文明というのは、おそらくこういったことを忘れてしまったのではないでしょうか? ギリシャの古い原則です。すなわち、「過剰なものがない」ということ。これが意味することは、すべてには限界がある。リミットがあるということ。そして、それを認識するということであります。

 どうして私は今このようなことを申し上げているのでしょうか? なぜならば、もし人生・生きているということが第一の価値であるとするならば、人生・生きるということは負担ではありえないのです。

 例えば、スーパーマーケットに行って、いろいろなものを買うことができる。しかし、人生の年月というものを買うことができるでしょうか? スーパーマーケットではなんでも買うことができます。しかしながら、人生の何年間というものをスーパーマーケットで買うことはできないのです。
 そして、私たちが私たち自身の存在というものに直面するとき、これは当然ながら、私たちは努力しなければなりません。私たち全員が尽力し、努力していかなければいけません。なぜならば、当然必要な物質、必要なものというのがあるからです。
 そして、「できるのに仕事をしない」ということはあってはなりません。例えば、ほかの人の労力のもとに自分は働かずして生きるということ。これはあってはなりません。それはおそらく団結心が不足しているということになりましょう。同じ種のほかの者に対しての団結というものがない、ということになります。

買い物とは、人生の一部の時間を払うこと

 ただし、生きるということは、単純に仕事をするということだけではないのです。ほかの言い方をすれば、ほかにいろいろなことをする必要があります。なぜならば、あなたがもし何かを買う時、それは、あなたは何かをお金で買っているのではないのです。
 あなたが買うということは、それはあなたの人生の一部の時間、そして、その時間をお金を稼ぐために費やさなければならなかった人生の一部の時間で払っているのです。
 そして、あなたは人生の時間というものをきちんと尊重しなければなりません。ですから、節度ということが重要なのです。なぜならば、時間は必要だからです。重要だからです。人生を楽しむために、享受するために、自由な時間というのが必要だからです。

 すなわち、そのあなたの存在。そしてまた、それはもう戻ってこないものなのです。例えば、また別の生があるというふうに考えたとすれば、おそらくそれは心の慰めになるかもしれません。でも、この人生において、この生において、地獄と栄光があるとするならば、それは栄光のために、美しく生きるために戦うということが必要になるでしょう。
 これは何を意味するのでしょうか? すなわち、浪費する、消費する、買うこと、買い物をするということ、例えば、それは必要でしょうか? 誰もそういうことを放棄することはできません。
 この文明というものがもたらしたものがあります。ただし、ここで問題があります。それはやはり「私たち自身にリミットをつける」ということです。それは時間を得るためです。

地上にあるもっとも重要なものは“愛”

 みなさんの人生の時間、例えば、若い時には愛のために多くの時間が必要でしょう。この愛というのは地上にあるもっとも重要なものなのです。人生の動力となるものです。もしもパートナーがいるのであれば、もし子供がいるのであれば、時間が必要です。子供に向き合う、子供と一緒になる時間が必要です。
 もちろん物質的な必要性というものもあります。でも、もっと重要なのは、時間を持って、親愛を示す時間が必要なのです。モノというのは、親愛、愛というものをくれません。そうではなくて、「生きる」ということが愛をくれるのです。そのために時間が必要です。
 しかしながら、この人間というのは欲のたくさんある動物であります。アリストテレスが言ったように、人間というのは政治的な動物です。なぜならば、他のものが必要だからです。例えば、1人で生きること、孤独で生きることはできないのです。あなたの存在というものは、そのほかのもの、社会の他者があるからこそ可能であり、また、確実なものとなるのです。
 もしも心臓病があれば、もちろん心臓病のお医者さんが必要になります。自動車に問題があれば、もちろん機械に詳しい機械工が必要になります。人生のいたるところで他者というものが必要なのです。例えば、アイマラ族。こちらはアンデス山脈に住んでいる人々ですけれども。
 ここで貧しい人、かわいそうな人というのはコミュニティがない人であります。すなわち同伴してくれる、一緒に生きてくれる、その人のグループであります。なぜならば、一番大きな貧困というのは孤独だからです。貧困というのはモノの問題ではありません。それはこの人生というものを共有するということが重要なのです。

転載:http://logmi.jp/136797

 ここまではきわめて表面的なことを、定義的なこと、基本的なことだけを述べてきた。これらの奥底に潜む真の姿を見極めようとする努力をすることは、世界の構造を知ろうとする行為そのものに等しく、真の姿をほんの少しでもかいま見ることができれば、現在世界で起きているすべてのものごとの根幹が見えてくるだろう。
 まず、ロックフェラーやロスチャイルドがこの世を牛耳っているのではない、ということを思いつけるかどうか。それが、この世界の構造を考えるうえでのカギだ。なぜかこのことを指摘する人はほとんどいない。
 ロックフェラーとロスチャイルドではどちらが上なのか、両者は争っているのでないかという話もよく出るが、これについは議論する余地もなくロスチャイルドが上である。多くの文献からも明らかだし、有志たちの言葉を借りても同じようなことがいえる。たとえばデーヴィッド・アイク、たとえば宇野正美などだ。
 イルミナティを表面的な組織としてとらえてはいけない。その支配体系の姿は、はっきりいって内部にいるものしか断言できないが、ある種の「上層部ネットワーク」としてとらえるべき存在であり、上層部を占める「血族」の人々の総称といえる。また。その下には多くの組織があり、世界中にネットワークをつくって支配システムの維持にいそしんでいる。
 真のイルイナティ血族は。、「13種族」というのが通説だ。彼らの下には「13人評議会」(フリーメイソン第35階級に相当)があり、そのさらに下組織として「33人評議会」(フリーメイソン第34階級に相当)があり、そのさら下部組織に「300人委員会」があるとされる。ちなみに「300人委員会」の現会長は、エリザベス女王2世だという。
 イルミナティの最上層部は「ザ・ナイン・アンノウン・メン」といわれたり、「ザ・セブン」と呼ばれたりしているが、本当に実在するかどうかは、一市民にすぎない私には今のところわからない。

転載:『90%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!』
    内海聡(うつみさとる)著  イースト・プレス 2014年2月4日 


●夢の超特急リニア新幹線
・最高時速500キロのリニア新幹線が完成すれば、所要時間は
 東京-名古屋 最速40分(現在の新幹線は 90分)
 東京-大阪    67分( 〃     145分)
と半分以下に短縮が見込まれている。

●リニア新幹線は、なぜ高速で移動できるの?
・新幹線のように線路の上を走るのではない。
強力な超電導磁石の反発力を使って、列車を地上から10センチほど浮き上がらせる。さらに「ガイドウェイ」という電気が流れ磁界が発生している壁と車両の外側に取りつけた強力な「超電導磁石」とが反発したり、引き合ったりすることで、前へ進むため、摩擦がなく高速で移動できる。

●建設費はどのくらい?完成はいつ?
・品川-名古屋間:2027年開通予定 工費は5兆5235億円
・名古屋-大阪間:2045年開通予定 工費は3兆6000億円 総計9兆円
※建設予定費は、20年間で3倍に。(1980年頃には3兆円と説明)

●リニア新幹線の問題点
リニア新幹線建設には多くの問題点が指摘されている。主なポイントは6つ。
1、総額9兆円の建設費の問題
「リニアだけでは絶対にペイしない。新幹線の収入で建設費を賄って何とかやっていける」(JR東海社長 2014年9月18日の記者会見)
事故の場合など、税金が投入される可能性が高い

・国鉄がJRになる時に、国鉄の借金(24兆円)を税金で負担。
・福島第一原発事故の処理のために、税金が3兆円以上投入され、さらに東京電力に9兆円貸し付けられるが、返済の目処はない。
⇒ しわ寄せは、国民の税金で

2、難工事の問題
・リニア新幹線は、土地の買収の問題をなくすため、地権者への補償が不要となる地下40メートル以下の「大深度」を利用して建設される。
このため、品川―名古屋間は全体の86%がトンネルを走行することになり、これまでにない大工事となる。(名古屋以西はルートが未確定)
・車両が通るトンネル以外に、非常口(4~8キロおき)へのトンネル、土砂を運び出すための工事用のトンネルが必要。トンネル工事で出る大量の土砂は、まだ処分先が確定していない。(5,680万㎥、東京ドーム45杯分)
・事前の活断層調査は行われておらず、掘り進めてみないとわからない。
 ⇒ さらに費用や工期が増える可能性も

3、地下水の問題
・トンネルにより、地下水脈が遮断されるなど、地下の水の流れが変わり、水資源への影響が出ることが予測されている。
例えば、大井川の水の量が1秒間に12トンから10トンに減る(年間で6300万トンの流量の減少)と推測されている。
⇒ 植物の生息域など、生態系への影響が心配されている。

4、消費電力の問題
・東京-大阪間が開通した場合の平均消費電力は約74万KW。これは原発およそ1基分の電力にあたり、新幹線の3倍の電力を消費する。これ以外に、駅などでの電力消費や送電ロスを考えるとさらに多くの電力が必要。

5、大事故の可能性
・時速500キロで走行している場合、大事故が想定される。
・大部分がトンネルの中を走行するため、一旦事故が起きた場合には、救助者が事故現場へつくのに時間がかかる。避難口まで何キロも離れており、暗い中を歩いて避難という可能性もある。
・リニア新幹線には、乗客が1,000名に対し、乗務員は3名(自動運転で運転士は乗車していない)と発表されている。3人で1,000名の避難誘導が行えるだろうか。

6、電磁波の問題
・電磁力で走行するリニア新幹線は、乗車している間、電磁波の中にさらされることになる。
・強い電磁波を受け続けると、行動異常や奇形などの増加が報告されている。微弱な電磁波でも、細胞に影響を与えるという論文が発表されているが、長時間の人体への影響は、まだ調べられていない。


大深度にあるリニア駅へ移動するために20分。発駅と着駅を合わせて合計40分ほど必要で、時間的なメリットはあまりないともいわれている。
多くの問題を抱えているリニア新幹線、本当に必要?


転載:ネットワーク「地球村」 http://www.chikyumura.org/environmental/report/2015/01/01100000.html

船瀬俊介 「破産への超特急 リニアモーターカーの大愚行(31分)動画削除

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ASKA逮捕を事前予告して”見せ物”に! 清原逮捕に続く警視庁組対5課の情報操作とそれに乗っかるマスコミの手口

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 こんなことってありなのか。本日28日午後からマスコミが大騒ぎしているASKAの二度目の覚醒剤逮捕事件だが、その過程はかなり異例のものだった。何しろ、テレビ各局が逮捕状も出てない段階で一斉に、「ASKA元被告 逮捕へ」と報道したと思ったら、当のASKAが自分のブログで逮捕も覚醒剤の陽性反応も完全否定。その後、逮捕報道とASKAのブログの応酬が繰り広げられ、ASKAの自宅前にマスコミが集結。身柄確保の瞬間があらゆるメディアで実況中継されるという事態に発展したのである。
 結局、ASKAは午後10時前に警視庁に逮捕されたが、逮捕報道は明らかな前打ちであり、この一件は警察と、それに無批判に乗っかるマスコミの危うい体質を浮き彫りにしたといえるだろう。
 まず、経緯を説明しておこう。始まりは14時30分頃、NHK、そして共同通信が「歌手のASKA元被告逮捕へ。覚醒剤使用容疑」という速報を打ったことだった。これを受けて、放送中だった『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)、『ゴゴスマ GO GO! Smile!』(CBCテレビ)などのワイドショーが一斉にこのニュースに切り替え、大々的に報道を始めた。
 報道によると、ASKA元被告は先週25日の19時ごろ、「盗聴とか盗撮されている」と自ら110番通報。この時、ASKA元被告がろれつが回らない状態だったため、警視庁が尿検査を行った結果、覚醒剤の陽性反応が出たという。そして、各局とも警視庁記者クラブからの中継で「これから逮捕にいたる」と断定的に報じた。
 中でも『ミヤネ屋』は、宮根誠司が「覚せい剤使用の疑いで逮捕ですって」「また逮捕?」と、もうすでに逮捕されたかのようなトーンで解説していた。
 ところが、その少し後、14時50分過ぎになって、当のASKAがブログに「はいはい。みなさん。落ち着いて。」(原文ママ)と題して、こんなことを書き込んだのだ。
〈間違いですよ。詳しくは書けませんが、先日、僕の方から被害届を出したのです。被害の内容は想像してください。そしたら逆に疑われてしまいまして、尿検査を受けました。何の問題もありません。すべて、フライングのニュースです。これから弁護士と話します。〉
 ASKAは、15時5分頃にも「陽性は、ありません。」「100%ありません。ASKA」と書き込み、さらに15時20分には『ミヤネ屋』が「警察への電話で人を信じられないといった発言をした」と解説したのを受けて、こんな反論をしたのだ。
〈「人が、信じられなくなっている」なんて電話はしてませんよ。Appleのアカウントを週に2回も乗っ取られ、インターネット、メールも一切出来なくなってしまいました。相手も特定できていたんで、直ぐに警察に電話もしました。「サイバーを紹介して下さい」と。それだけです。幻覚、幻聴など、まったくありません。〉
 各ワイドショーはこれに大慌てで、必死になって、自分たちの情報が正しいことを強調した。『グッディ!』は1回目のブログの後、安藤優子がブログを紹介した上で「(ASKAが)何の、問題もありませんということなので、もう一度ニュースについてお伝えした方がいいと思います」と、三田友梨佳アナウンサーにもう一度、逮捕に至る経緯説明を繰り返させ、「逮捕状が出ましたらならば、ASKA元被告の逮捕となっていきます。あまり時間がかからないのではないかという推測もなりたちますので、最新のニュースが入りましたならばまたお伝えします」と、あたかも番組が終わる前に逮捕があることをにおわせた。
 さらに、名指しで反論された『ミヤネ屋』では、宮根が「まだブログなどを打てる環境にあることですか」と驚いたものの、「これ一斉に報じられてるわけです。警察サイドが簡単にこんなものを流さないですよ」とASKAの反論を一蹴した。
 ようするに、マスコミはまだ逮捕されてもないのに、完全に「警察のお墨付きがあるから大丈夫」という姿勢だったのだ。だが、それもそのはず。今回の逮捕事前情報はリークというレベルでなく、ほとんど公式発表に近かったらしい。
「逮捕の前打ち報道というのはよくありますが、たいていはどこか一社だけにリークされるというのがパターン。ところが、今回はほぼ全社に情報が流され、すでに午後1時過ぎにはほとんどすべての社が、ASKAの自宅前に詰め掛けていた」(全国紙社会部記者)
 もちろん、その背景には、逮捕の瞬間を大々的に報道させて、見せしめのショーにしようという警視庁の狙いがあったという。
「ASKAを逮捕したのは、前回、そして清原和博を逮捕したのと同じ警視庁の組織犯罪対策5課なんです。5課は清原の時も事前に情報を流し、逮捕直前の姿を撮らせましたが、とにかく逮捕をマスコミにアピールしたがることで有名。警察に言わせると、クスリの危険性をアピールできるからということなんでしょうが、実際は組織のPRが目的ですよ。しかも、5課は清原逮捕がマスコミで大きな話題になったことに味をしめてどんどん調子に乗っていますからね。清原の時はこっそり情報をリークしただけでしたが、今回はマスコミに大々的に前打ちするのを許し、騒ぎを大きくしたということでしょう」(警察関係者)
 しかも、驚いたのは、警視庁がマスコミに前打ちさせた後に、ASKAをなかなか逮捕しなかったことだ。第一報の14時30分から捜査員がASKA宅に入る20時過ぎまで、実に6時間も放置していた。
「これも、逮捕を夜のニュースにあわせるために時間調整したようです」(前出・警察関係者)
 実は、この間、ASKAは自宅におらず、外出していた。何もなかったから良かったようなものの、そのまま逃亡していたり、あるいは自殺を図っていたとしたら、警視庁はどう責任をとるつもりなのか。
 公正な捜査や容疑者の安全な身柄確保よりも、自分たちの部署の功績をアピールしようというこの警視庁の姿勢は、捜査機関としては危険極まりない。
 しかも、問題なのはそのPR情報に無批判に乗っかるマスコミだ。まだ逮捕状も出ていない段階で、本人が否定しているのに、平気で「警察がそう言っているから」と開き直って、覚醒剤使用を決めつける。こういった姿勢が、多くの冤罪を生んできたのではないのか。
 おそらく明日のワイドショーは、ASKAの逮捕を大々的に取り上げ「覚醒剤はこわい」といったコメントがあふれるのだろう。しかし、覚醒剤よりも癒着して事件を平気で作り上げる警察とマスコミのほうがある意味、はるかに恐ろしいことを我々は認識すべきだろう。
(田部祥太)

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